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DAC、CDN 環境を Fastly に集約し、ログの可視化と運用のセルフサービス化を実現

グローバルでエッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc.(NYSE: FSLY) は、広告・マーケティングビジネスを展開するデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:島田雅也、以下 DAC)が 同社の CDN 環境を Fastly に集約し、ログの可視化と運用のセルフサービス化を行いました。

導入の経緯および導入効果について、DAC は以下のように述べています。

DAC では、 DMP(データマネジメントプラットフォーム)の「AudienceOne®」や、LINE の Messaging API に連携したメッセージング管理ソリューション「DialogOne®」など多様なサービスを提供しており、10を超えるサービス全体で月間100億を超えるリクエストが発生していました。JavaScript などで作られた静的な設定ファイルを効率的に配信すべく、以前から CDN を活用していましたが、複数の CDN を併用しており、ガバナンスやコストに関する課題を抱えていました。

DAC は、設定のコード化による管理業務の簡素化、コスト削減、ログ収集によるデータ解析および活用、担当者自身で設定変更が可能なセルフサービス化、パージ処理の迅速化が実現できることから、総合的な CDN 基盤として Fastly を採用することを決定しました。

現在は、10を超えるサービスの CDN 基盤として Fastly が運用されており、月間230億リクエスト、300TB を超える配信を処理しています。Fastly に CDN 環境を集約したことで、配信量を含めたログの迅速な可視化を実現し、CDN による配信費用も全体で3割ほど削減することに成功しました。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 プロダクト開発本部 ディレクターである春名 光一氏は、次のように述べています。「分かりやすい設定言語である VCL が備わった Fastly であれば、管理のためのコード化など我々の考えている環境が整備できると考えました。以前は機能制約からパージするまでに半日程度必要でしたが、今は30秒以内にはパージ処理が可能となっています。また、以前はログ取得に数日を要していましたが、管理画面で状況把握が迅速になる点も魅力的でした。最適な顧客体験を生み出す手法の1つとして、今後も Fastly 活用の幅を広げていきたいと思います。」

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