Fastly マネージド CDN
Fastly のマネージド CDN (mCDN) が提供する最大限のコントロールと柔軟性により、ネットワークの性能を大幅に向上できます。Fastly のエッジクラウドハードウェアとソフトウェアは、お客様のインフラストラクチャの任意の場所にデプロイすることが可能です。
Fastly のマネージド CDN では、業界をリードする Fastly のサービスをお客様のネットワークに統合することで、ストレージスペースのコンテナを使用する必要がなくなると同時に、オリジンの負荷を軽減しながらモバイルのパフォーマンスを向上できます。また、データが専用サーバーに格納されて管理されるため、オリジンへのトラフィックをより正確に予測できるようになります。
Fastly のマネージド CDN は、お客様のネットワークインフラストラクチャの一部として機能し、最大限の柔軟性をもたらします。POP の場所やトラフィックのニーズに合わせた容量の割り当てなど、お客様固有のビジネスニーズを満たすネットワークアーキテクチャの構築とサポートを Fastly チームがお手伝いします。
Fastly のマネージド CDN は、お客様にご安心いただけるよう、定期的なモニタリングとメンテナンス、業界トップクラスのサポートを通じて、ネットワークが常に効率的に機能するよう保証します。
データ転送をパブリック接続を介して行う代わりに、既存のトランジットとピアリングを活用することでトラフィックコストを削減できます。また、キャッシュヒット率を向上させてオリジンの負荷を軽減すると同時に POP 容量を特別に確保することで、ピークトラフィックが続いても、より少ないサーバーまたはバーチャルインスタンスで対応することが可能になります。
マネージド CDN (mCDN) をご契約いただくと、お客様のプライベートネットワーク全体に Fastly の配信サービスをデプロイし、既存のインフラストラクチャと戦略的に選択された POP を組み合わせてご利用いただけます。Fastly mCDN の効果を最大限に活かすために、Fastly チームがお客様のインフラ担当チームと連携して mCDN で使用する POP の数や容量、場所を定義してカスタムソリューションを構築します。
Fastly のマネージド CDN は、Fastly のマルチ・テナント・エッジ・クラウド・プラットフォームと同じテクノロジーを使用して構築され、同じツールによってモニタリング・管理されています。従って、機能アップデートや、セキュリティとパフォーマンスの強化においても同様のメリットが得られます。
Fastly の mCDN では、お客様向けに POP 容量が確保されているため、サービスに対して最大限のプライバシーとコントロールが得られます。mCDN はお客様のネットワーク上に配置されるため、お客様の既存のセキュリティ対策やポリシーが mCDN にも適用されます。また、TLS 接続 (HTTP/2 と IPv6 を含みます) はエッジにある POP で終端されるため、オリジンの負荷が軽減されます。TLS 証明書はお客様が独自に、または Fastly 経由で調達することができます。
Fastly のネットワークが目指す先は、より優れた効率性です。配信拠点 (POP) を戦略的に設置することでオンデマンドのスケーラビリティを実現し、大規模なイベントやトラフィックスパイクの発生時でもシームレスな配信が可能です。ネットサーフィン、動画鑑賞、ショッピング、ビジネスなど、ユーザーがどこで Web を利用していても、信頼性の高いパフォーマンスと安心をお届けします。
265 Tbps
エッジネットワーク容量1
150ミリ秒
平均パージ時間2
1.4兆以上
1日あたりのリクエスト処理数4
ほぼ90%のお客様
ブロックモードで Fastly の NG WAF を使用3
2023年3月31日現在
2022年3月31日現在
2021年3月31日現在
2022年1月1日現在