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RVU ホームサービスと電気ガスサービス向け Uswitchファイナンスサービス向けの Money住宅ローン向けの Bankrate など、英国で人気の市場比較サイトとアプリを運営しています。しかし何よりもまず、RVU テクノロジー企業であり、開発者がそれぞれの市場比較ブランドを支えるべく可能な限り最高のユーザーエクスペリエンスを構築できるよう注力しています。毎月何百万人ものユーザーが、日常使用するサービスにかか費用を節約するために RVU サイトを利用しています。このケーススタディでは、Fastly のエッジクラウドプラットフォームブランドの背後で一貫性のあるレイヤーとして使用することで、RVU 開発プラクティスとビジネスモデルの両方を拡大させている方法を紹介します。

rvu.co.uk
業種 : ファイナンスサービス
本拠地 : イギリスロンドン
利用開始 : 201810

主な利用機能
WAF
カスタム VCL
リアルタイムログ
Terraform 統合

利用している技術統合
Google Cloud
BigQuery
LaunchDarkly

すべて買収でコードの一貫性を維持

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RVU 戦略的買収重点を置き、英国で市場比較ツールのトップ企業へ成長しました。しかし買収による成長モデルでは、買収した各企業が独自のバックエンドアーキテクチャや統合などを採用しているため、テクノロジースタックに矛盾が生じることがよくあります。

RVU 買収を行うたびに、すべてのプロパティにセキュアな単一レイヤーの一貫性を提供するため、Fastly のエッジクラウドプラットフォーム使用してすべてのブランドを通じて運用を標準化し、一貫したパフォーマンス、エクスペリエンス、コンプライアンスを実現しています。

このようにシステム化されたアプローチでサイトとアプリをエッジに移動させることにより、新しブランドへの Fastly 実装が効率化され、RVU 開発者のワークフローが合理化されるため、RVU システムを容易にスケールすることができます。同社はまず、Uswitch と Money に Fastly 導入しました。新し RVU ブランドがエッジに移行する準備が整うと、RVU 開発者は以前に構築した機能やアクセス制御リスト (ACL) 扱うヘッダー、カスタム VCL など、すでにあるものを活用することでブランドのサイトを迅速に公開できます。オンボーディングからわずか1週間でトラフィックの配信を開始できるケースもあります。Fastly モジュール化され、マイクロサービスに適しているため、RVU チームはゼロから始めることなく、ブランド全体でコードを再利用することができます。

「Fastly のおかげで、 RVU ブランドとしてビジネスを運営する意味が明確になりました。たとえばリダイレクトのデプロイに関しては、以前はブランドごとに異な断片化されたアプローチを採用していました。そこで、すべてのリダイレクトを Fastly 移行し、ポートフォリオ全体にわたってその機能を提供する一貫したサービスを構築しました。当社のブランド全体にこうした一貫したアプローチをとることが重要です」
Tom Booth
Head of Infrastructure and Security

価格比較ツール需要拡大するなか、これらのツールのセキュリティとプライバシーに対するユーザーの期待も高まっています。すべてのブランドサイトの保護を均等に強化するため、RVU Fastly の WAF 実装を初日から開始しました。Fastly の WAF Fastly エッジクラウドプラットフォームに完全に統合され、すべての POP ビルトインされているため、パフォーマンスに大きな影響を与えることなく、グローバルにネットワークを保護をすることができます。つまり、ビルトインセキュリティと優れたパフォーマンスを兼ね備えた単一のネットワークを介してすべてのトラフィックを配信できるため、設定と管理がシンプルになります。Fastly の WAF 、あらかじめ構築されたルールセットを使用し、キャッシュから配信できないコンテンツへのリクエストに対しての検出ロジックを実行することで、貴重なミリ秒を節約しながら RVU オリジンサーバーを狙った攻撃を検出できます。

Fastly 最も有益な機能の1つに、リアルタイムログストリーミングがあります。これは RVU が WAF 一貫して使用している機能です。RVU 開発者は、syslog 形式でリアルタイムのストリーミングログを BigQuery 送信することで、プロパティのトラフィックに関する貴重なインサイトを迅速か簡単に取得できます。これにより、RVU 幹部は問題発生後速やかに、データ主導のセキュリティに関する決定を下すことができます。

「Syslog BigQuery 通じて WAF データを取得できるため、データをレポートに取り込んだり、週単位のブロック率を確認する際、統合が容易になります。統合が標準的で簡単であるという事実は、リアルタイムでのデータの取得において非常に役立ちます」
Dewald Viljoen
Lead Site Reliability Engineer

開発者のツールを強化することでビジネスも強化

さまざまな自動化機能がビルトインされ、API 介したプログラムによる更新が可能な Fastly エッジクラウドプラットフォームを活用することで、RVU 開発チームはより戦略的なワークフローを構築することができます。Fastly 導入前、RVU 巨大な Nginx サーバーでサイトを運営していました。わずか2名のメンバーから成るチームがサーバーの構築、メンテナンス、デバッグを行い、サーバーに障害が発生するとそれが単一障害点となり、RVU ビジネス全体に支障をもたらしていました。そこで Fastly 採用したところ、 RVU 開発者たちは Fastly プラットフォームを活用して自身の日常業務の負担を軽減する方法を考え始めました。わずか2週間の間に、それまで Nginx 基本的なキャッシュのみを実行していたチームは、Fastly 高度なキャッシュ、A/B テストSEO リダイレクトの強化をエッジで実現しました。さらに RVU 開発チームは、より多くの課題をより迅速に解決できるようになりました。Fastly では、Nginx 単一のブランドの機能を変更するよりも短時間で、同じ機能を複数のブランドに対して変更できます。

「Fastly のおかげで、サロゲートキーを使用してパージできるようになりました。これは以前のインフラストラクチャでは不可能でした。当社はブランド単位でサービスを使用しているのですが、Fastly では開発者がいろいろなことを試し、サービスがリクエストを受信した際に何が起きているのかを把握することができます」
Dom Charlesworth
Technical Lead

RVU 統合とバージョンコントロールを管理するための配信パイプラインも作成しました。開発者は Fastly UI 変更の視覚化とテストを行い、API 変更のステージングおよび適用を行います。RVU バージョンの90%は API 作成されているため、RVU 開発者にとって Fastly でカスタム VCL 記述して問題を回避できるのは非常に便利です。これにより RVU チームは、プロパティ間で共有できる独自のコードを作成し、Fastly ビルトイン機能をさらに上回る機能を追加することができます。さらに Terraform サポートにより、新たなレベルのカスタマイズが可能になり、RVU チームはインフラストラクチャをコードとして定義し、CI/CD ライフサイクル全体を管理できます。

「何かをする必要があるときは、いつでも VCL 記述してそれを実行できます。プラットフォームでできることは、Fastly 決めたことに限りません。エッジでコードを記述して、やりたいことを自由にすることができます」
Dewald Viljoen
Lead Site Reliability Engineer

エッジで最適化 : A/B テストと機能フラグ

RVU Fastly 使用して、エッジでユーザーエクスペリエンスの実験と改善に取り組んでいます。たとえば、これまでで最大の A/B テストを実施し、ホームサービスや電気ガスサービスの比較サイト Uswitch 完全にリブランドしました。再設計がサイトの利用に与える影響を把握するため、RVU は A/B テストに LaunchDarkly 統合し、新し機能とブランド要素をビジターの10%ロールアウトしました。これにより、全体的なパフォーマンスを損なうことなく、同じページの2つのバージョンが異なユーザーに同時に表示されました。そして10日以内にチームはサイトの再設計が売り上げに悪影響を及ぼさなかったことを確認し、安心してすべてのユーザーに新しサイトをロールアウトすることができました。

さらに最近、RVU カスタム VCL 使用して LaunchDarkly 統合し、エッジでキャッシュできる機能フラグを開始しました。これにより RVU チームは、サービスに対する事前フラグチェックの結果に基づき、エッジでヘッダーを変化させることができるようになりました。機能フラグの組み合わせが以前に別のユーザーによって閲覧されている場合、それらの機能のキャッシュ済みレスポンスを Fastly から返すことができます。

結果

Fastly エッジクラウドプラットフォームを自社ネットワークの延長として使用することで、RVU パイプラインに革新的な効率性をもたらしました。新しブランドをより早く市場に投入できるようになったほか、開発者は問題をより効率的に解決できるようになりました。またサイトの読み込みも加速し、Fastly 採用して以来、最初の1バイトまでの時間 (TTFB) 30%短縮されました。これにより、エンドユーザーは必要なときにいつでも家計の節約につながる最新の価格情報にすばやアクセスできます。そして RVU ブランドは一貫して他社よりも早く最新の情報を提供し、競争を勝ち抜くことができます。

未来をレベルアップ

新しサーバーレスコンピューティング環境を提供する Fastly Compute@Edge 既に RVU 将来に向けたビジョンの一部を担っています。RVU チームは今後、並列フェッチ、リダイレクト、ピクセル追跡、クリック追跡、認証機能などをエッジで試す計画を立てています。このように Compute@Edge では、これまで不可能だったビジネスロジックを外部化することが可能になります。

「Fastly 新し Compute@Edge ソリューションは、RVU 将来のビジョンにマッチしています。私たちのチームは、このソリューションによってもたらされるデータとパフォーマンスに関するより深いインサイトを活用できることをとても喜んでいます。ビジネスロジックをエッジに外部化する幅広いメリットに加え、可視性とスケーラビリティの向上はワークフローとビジネスプロセスにとって非常に重要です。Compute@Edge 試したこれまでの経験から、これらがサーバーレステクノロジーによってようや実現できると確信しています」
Tom Booth
Head of Infrastructure and Security