IP アドレスを簡単に管理

IP アドレス

Fastly が提供する専用のエニーキャスト IP アドレスの使用により、非 SNI トラフィックのサポート、大規模なドメインリストの管理、ゼロレーティングのトラフィックの識別などが可能になります。また、Fastly のサービスで、持ち込みの IP アドレスプリフィックスをを宣言してトラフィックを送信することもできます。

専用 IP アドレス

Fastly の専用 IP アドレスでは、Fastly によって維持、管理される IPv4 および IPv6 の IP アドレスのプールを Fastly のグローバルなエッジクラウドプラットフォーム全体でご利用いただけます。専用 IP アドレスは、非 SNI 配信のトラフィックのサポート、プラットフォームのカスタマーサポート、ゼロレーティングのトラフィックの識別、IP アドレスのコントロールリストによるアクセスの保護などに利用できます。

非 SNI トラフィックのサポート

専用 IP アドレスを使用して非 SNI トラフィックをサポートできます。Fastly では、お客様が管理する DNS レコードによって特定される専用 IP アドレスに、持ち込み証明書をインストールできます。

大規模なドメインリストの管理を簡素化

専用 IP アドレスをご利用の場合、単一のサービスにマッピングする必要がある多数のドメインの管理において、IP をサービスに紐づける機能(IP-to-Service Pinning) が役立ちます。このオプションにより、大規模ドメインリストの管理がシンプルになります。

よりパーソナライズされたコントロール

Fastly は多数の標準暗号スイートをサポートしています。よりパーソナライズされたコントロールが必要な場合、Fastly で独自のカスタム暗号スイートを作成し、それをサポートする専用 IP アドレスを使用できます。

ゼロレーティングのトラフィックを識別

ゼロレーティングに割り当てられている IP アドレス (ZRIP) により、Fastly のグローバルエッジクラウド内で専用 IP アドレスを使用して特別な処理が必要なトラフィックを特定できます。例えば、特定の Web リソースとの通信を課金対象外として処理する必要がある場合、ZRIP を使用することでそれが可能になります。

セキュリティの許可リスト

Fastly が提供する専用のグローバル IP アドレスセットを使用し、Fastly の外にある高いセキュリティが求められるアプリケーションに対して送信用のアクセス制御リスト (ACL) を使用できます。

サブスクライバー指定プリフィックス

持ち込み IP (BYOIP)

ネットワークレイヤーの管理とコンテンツ配信の管理を切り離し、アドレス空間を自社で管理したいお客様は、Fastly のサブスクライバー指定プリフィックスを利用することで、本番サービスで Fastly のインフラストラクチャを介した IP アドレス範囲の告知やルーティング、配信が可能になります。自社の IP アドレス空間を Fastly に提供することで、自社の IP アドレスにトラフィックをルーティングできます。

参考リソース

最先端の CDN 導入ガイド
設定変更をほんのわずかな時間で反映でき、パフォーマンスやセキュリティに関する問題を素早く特定して大きな影響が及ぶ前に修正できたら便利だと思いませんか?最先端の CDN ではこれらが可能になります。
POP が多ければ多いほど良いとは限らない理由
Fastly での仕事において、もっとも興味をそそる部分のひとつは、「Fastly は従来のプロバイダーとどう異なるのか」といった質問に答えることです。

よくある質問

Fastlyの専用IPアドレスとは何ですか?
専用 IP アドレスは、複数の顧客で共有されるのではなく、単一の Fastly の顧客にのみ排他的に割り当てられる IP アドレスです。これにより、ネットワークエッジでの分離、挙動の予測、そしてより高度なコントロールが可能になります。
専用 IP アドレスにはどのようなメリットがありますか?
専用 IP アドレスのメリットには、より強力なセキュリティ分離、トラフィックレピュテーションの維持、IP 許可リスト登録の簡素化、トランスポート・レイヤー・セキュリティおよびファイアウォールの動作の予測可能性などが挙げられます。これは、エンタープライズ環境やコンプライアンス重視の環境で一般的に利用されています。Fastly の専用 IP アドレスはエニーキャストを採用しているため、エンドユーザーは自動的に世界中の最も近い Fastly 配信拠点にルーティングされ、場所を問わず最適なパフォーマンスと低レイテンシが保証されます。
企業はどのような場合に専用 IP アドレスを使用するべきでしょうか?
企業は、静的 IP 識別、IP ベースのアクセスコントロール、レガシーシステムの統合、またはエッジでのより厳格なセキュリティとコンプライアンスコントロールが必要な場合に、専用 IP アドレスを使用します。
Fastly の専用 IP アドレスホスティングは、共有 IP アドレスとどのように違うのですか?
専用 IP アドレスホスティングでは、IP アドレスがお客様の Fastly サービスに排他的に割り当てられます。これに対し、共有 IP は複数の顧客によって利用されます。専用 IP により、共有テナントのリスクを伴うことなく、より優れたコントロール、オブザーバビリティ、およびポリシーの適用が可能になります。
専用 IP アドレスはパフォーマンスに影響しますか?
いいえ、専用 IP アドレスはパフォーマンスに影響を与えません。Fastly のグローバルエッジネットワークは、これまでと同様に低レイテンシのルーティングとキャッシュ機能でトラフィックを配信します。
トランスポート・レイヤー・セキュリティまたは HTTPS には専用 IP アドレスが必要ですか?
専用 IP アドレスはトランスポート・レイヤー・セキュリティには必須ではありませんが、レガシー TLS 設定、静的 IP の許可リスト、または厳格なセキュリティと証明書管理要件をサポートするために使用されることがよくあります。
専用IPアドレスはどのようにセキュリティとコンプライアンスを支えるのでしょうか?
専用 IP アドレスは、IP ベースのファイアウォールルールの適用、確定的なルーティング、共有インフラに伴うリスクの低減を可能にすることで、セキュリティとコンプライアンスを強化します。
専用 IP アドレスを他の Fastly プロダクトで使用できますか?
はい。専用 IP アドレスは Fastly CDN、TLS、WAF、DDoS Protection、およびエッジコンピューティングと連携し、サービス全体で一貫したセキュリティポリシーとトラフィックポリシーを実現します。
Fastly で専用 IP アドレスを取得するにはどうすればよいですか?
専用 IP アドレスは、サービス設定の一環として Fastly から直接プロビジョニングでき、グローバルで大規模に管理することが可能です。

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