ルーティングをきめ細かくコントロール

ロードバランサー

Fastly のレイヤー7 ロードバランサーの使用により、瞬時のコンバージェンスとフェイルオーバーを確保しつつ、コンテンツに応じたルーティングの決定を定義できます。DNS ベースのソリューションとは異なり、Fastly のロードバランサーを使用することで、きめ細かいコントロール、迅速なスケールアップ、リアルタイムの可視化が可能になります。

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ロードバランサー

あらゆるインフラをサポートするコンテンツ対応ロードバランシング

ロードバランシングはアプリケーションの可用性やレジリエンスにとって重要ですが、既存のソリューションはインフラストラクチャやサービスアーキテクチャの進歩に対応していません。

コンテンツ対応ルーティング

Fastly のコンテンツ対応ルーティング機能により、きめ細かいルーティング条件に基づいて HTTP/HTTPS リクエストをバランスよく振り分けることができます。また、カスタムルールを作成し、多様なリクエスト要素に基づいてトラフィックをルーティングすることも可能です。これによりアプリケーションアーキテクチャをより柔軟にサポートし、配信前にクライアントへのレスポンスを最適化できます。

柔軟な設定

Fastly の動的サーバー機能により、プログラムでサーバーを追加、削除、変更できます。インスタントコンバージェンスによって DNS レコードの有効期限 (TTL) の変更を待つ必要がなくなるほか、HTTP ベースのヘルスチェックを自動的に行い、正常で応答性の高いサーバーにのみリクエストをルーティングすることも可能です。

柔軟でスケーラブル

各データセンター内またはクラウドリージョン内で、Fastly をグローバル・サーバー・ロード・バランサー (GSLB) またはローカル・サーバー・ロード・バランサー (LSBS) として使用することができます。コスト効率と透明性に優れた Fastly のロードバランサーは、瞬時に数テラビット/秒 (Tbps) にスケーリングすることが可能です。

機能

Fastly ロードバランサー

Fastly のロードバランサーは Fastly エッジクラウドプラットフォーム上に構築されているため、詳細なコントロール、瞬時のスケーリング、リアルタイムの可視性といったメリットも得られます。コア配信、DDoS、WAF など、他の Fastly のサービスも簡単に追加できるので、アプリケーション全体で統合型アーキテクチャを提供することが可能です。

インフラストラクチャに依存しない配信

Fastly をグローバルサーバーロードバランサー (GSLB) として使用し、地理的に分散してデプロイされたインフラストラクチャにトラフィックをルーティングできます。また、ローカルサーバーロードバランサー (LSLB) として使用し、各データセンター内またはクラウドリージョン内でトラフィックをルーティングすることもできます。

即時コントロール

Fastly の Dynamic Server 機能により、VCL のバージョン管理なしでも、プログラムでサーバーを追加、削除、変更できます。また、カスタムルーティングルールは追加、削除、または変更することもできます。

トラフィックのスケーラビリティ

Fastly のアーキテクチャでは、ロードバランサーは瞬時に1秒あたり数テラビット (Tbps) にスケーリングできるので費用対効果と透明性が向上します。

参考リソース

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