リリースノート 

Q4 2023

Another exciting end to the year with new releases that offer greater protections and insights. This quarter, our Security team was hard at work with new ease-of-use improvements including Simplified Attack Signal Thresholds GA, Agent Improvements, and a new NGWAF Simulator that allows customers to test and verify that WAF rules will work as expected. With the Out-of-Band Anomaly Signal release, customers can more easily identify potential attacks and probes. On the Compute front we have introduced a new logging interface to make it easier to troubleshoot and obtain performance metrics. We also made additional Config Stores available for purchase making it even easier to store and update configuration data at the edge. Finally, the Fastly Control Panel has been revamped to facilitate how customers interact with the Fastly platform.

Q3 2023

Fall is finally here, but we’re still excited about our hot releases from summer! This quarter, Network Services introduced a range of new features aimed at boosting TLS security and real-time messaging. Among these enhancements are the Certainly GA, Fanout GA, and ECDSA Fallback GA. On the Compute front, we're thrilled to offer increased capabilities with the introduction of new storage, authentication, and enhanced language support options, including KV Store GA, Simple Cache API LA, mTLS for Compute GA, and the Standard Go Compiler GA. Our Security team has been hard at work rolling out updates including Next-Gen WAF GraphQL Edge Deployment GA and Next-Gen Aggregated Attack Thresholds GA.

Q2 2023

We’re heading into summer with some of our hottest releases yet! This quarter, Network Services introduced a range of new features aimed at boosting your web performance and fortifying your security. Among these enhancements are the Image Optimizer Metadata Passthrough GA, Mutual TLS GA, and OHTTP Relay GA. On the Compute front, we're thrilled to offer increased flexibility with the introduction of new storage and support options, including Config Store GA, KV Store LA, and WebSockets GA support. Our Security team has been hard at work rolling out updates that empower you to combat volumetric attacks and classify response codes through Edge Rate Limiting GA and Custom Response Code Expansion GA. In the realm of Observability, we're delighted to unveil the Compute@Edge Log-Tail user interface LA, offering enhanced insights into your data, along with the Edge Observer public beta now available to all customers.

Q1 2023

This quarter our teams concentrated on Fanout LA and Brotli that helps enable user data privacy, messaging at the edge and compression. Free TLS services are now included in our free developer accounts. On the security front, a new Managed Security Service ensures your websites and applications are protected for Next-Gen WAF customers. High performance edge storage is now offered as part of Compute@Edge and you can host Remix applications on our Compute platform.

2022年第4四半期

2022年最後の四半期も、ネットワークサービスやセキュリティ、可観測性に関する機能を強化し、プロダクトポートフォリオの拡充を進めました。セキュリティ分野では、Next-Gen WAF で SmartParse と GraphQL 内で Log4Shell 攻撃のシグナルがデフォルトでサポートされ、進化する脅威の環境に対応しています。また DDoS 攻撃対策では、TLS での ECSDA 証明書のサポートが Fastly コントロールパネルで利用可能になりました。ネットワークサービスでは、自動化トークンとヘルスチェックのカスタムヘッダーの機能が一般公開されました。これらの機能により、サービス管理のワークフローを合理化できます。Websocket とイメージオプティマイザーのセルフ・イネーブルメントの両機能が、Fastly コントロールパネルで利用可能になりました。さらに、Google Cloud Storage、BigQuery、Pub/Sub ログエンドポイントの使用において、Fastly アプリにサービスキーを保存する必要がなくなり、ログエンドポイント設定の一時的な認証情報を、お客様が管理できるようになりました。

2022年第3四半期

Fastly は今期、次世代 WAF、Cloud WAF、イメージオプティマイザーの機能強化に集中的に取り組んできました。次世代 WAF のエッジデプロイが「エッセンシャル」パッケージで一般公開 (GA) されたほか、CVE シグナルの追加やログサンプリングと時系列表示の改善も実施しました。また、AWS Lambda との統合により、Lambda 関数を起動して Fastly 次世代 WAF のエージェントを有効化できるようになりました。Fastly の次世代 WAF のクラウドデプロイでは、マルチオリジンワークスペースのサポートが可能になり、今後もすべての新しいインスタンスでサポートしていく予定です。さらに、Fastly のイメージオプティマイザーは、優れた圧縮と高速配信を実現する新たな画像フォーマットの AVIF 形式に対応し、インフラコストの削減やエンドユーザーのエクスペリエンスのさらなる向上をサポートします。

2022年第2四半期

日ごとに暑さが増す今日この頃ですが、Fastly のプロダクトポートフォリオも熱さ全開です。可観測性を最優先事項のひとつに掲げる Fastly は、Fastly のコントロールパネルで簡単に有効化できるオリジンインスペクターとドメインインスペクターの一般公開版 (GA) をリリースしました。セキュリティ分野では、Fastly 次世代 WAF のエッジデプロイメントが一般公開版で利用可能になったほか、「エッセンシャルプラン」でも CVE シグナルをご利用いただけるようになりました。また、お馴染みのイメージオプティマイザーの機能が強化され、エンドユーザーのパフォーマンスを損ねることなく画像に枠を加える「trim-color」機能を追加しました。最後に、Compute@Edge で JavaScript SDK の使用が可能になりました。

2022年第1四半期

新年は、充実したラインナップの第1四半期リリースで幕を明けました。Fastly はインターネットの将来に大きく影響する重要な取り組みを通じて、今年も業界をリードし続けます。そのような取り組みのひとつとして、次世代のハイパーテキスト・トランスファー・プロトコルである、HTTP/3 と QUIC のサポートが挙げられます。セキュリティ面では、Fastly Next-Gen WAF (Powered by Signal Sciences) を Fastly エッジにデプロイできるようになりました。その他のセキュリティ関連のリリースには、カスタムレスポンスコードの一般公開 (GA) や Arm ベースデバイス向けのエージェントサポートの限定公開 (LA) が含まれます。GraphQL インスペクションも限定公開され、Fastly Next-Gen WAF と組み合わせることで、より広範な API の保護が可能になります。最後に、Fastly のドキュメントサイトにて Fastly 基本ガイドが公開され、実際のWebサイトを使用する実践的なチュートリアルを提供しています。

2021年第4四半期

今年も終わりを迎える中、第4四半期のリリースを振り返ってみたいと思います。まず、50ドル相当のクレジットを活用して Compute@Edge をお試しいただける無料トライアルの提供を開始しました。Fastly のコントロールパネル内にある「Compute」タブから簡単にサービスを開始できます。またこの機会にオリジンインスペクターを採用し、可観測性を高める戦略の強化にお役立てください。これにより、Fastly エッジクラウドネットワークを経由するオリジントラフィックのリアルタイムおよび履歴のデータセットへのアクセスと視覚化が可能になります。セキュリティ面では、Fastly Next-Gen WAF の高度なレート制限機能でお客様が指定できるクライアント識別子がそれまでの2倍以上にあたる2万5,000に増え、プレミアパッケージのお客様はより効果的な保護が得られるようになりました。さらに Cloud WAF VPC 2.0 もリリースされ、各デプロイにおいて Cloud WAF から単一のオリジンへの同時接続をより多く処理できるようになりました。

2021年第3四半期

今期も足早に過ぎ去っていくなか、Fastly の製品ポートフォリオに、以下の Compute@Edge 向け機能とセキュリティ機能が追加されました。

まず、Compute@Edge をご利用のお客様は、アプリケーションをローカル環境でテストできるようになったほか、健全性に関する8つの新しいメトリクスにアクセスできるようになりました。セキュリティ面では、Next-Gen WAF をご利用のお客様はサービスに関するヘルスチェックをリクエストし、デプロイの改善方法に関して Fastly 専門家のアドバイスが受けられるようになりました。またレート制限では、Fastly のエッジレート制限および非 IP レート制限の2つのオプションをご利用いただけます。Fastly のエッジレート制限は、自動化された攻撃を受けている最中にサイトやアプリの稼働を維持するのに有効です。一方、非 IP レート制限では、Cookie 値などの IP 以外の値をレート制限ルールに含めることができます。最後に、Subscriber Provided Prefix が一般公開されました。これにより、ユーザー固有の IP アドレスを維持することができます。

2021年第2四半期

今期の終了に伴い、Fastly の製品ポートフォリオに関する最新情報をお知らせします。まずセキュリティ面では、GlobalSign の OV 証明書やマルチドメイン証明書を含む、多様な TLS 証明書オプションを提供できるようになりました。また、Terraform を介した Fastly TLS と Platform TLS の管理が可能になりました。Fastly 初のマネージドセキュリティサービスとなる Fastly レスポンスセキュリティサービスでは、攻撃の可能性に迅速に対応できます。さらに、専用プロトコルアドレスのサービスが一般公開されたほか、キャパシティ予約機能でトラフィック量が多いイベントに備えてネットワーク容量を簡単に確保できるようになりました。リアルタイムログでは、Amazon Kinesis エンドポイントのサポートも一般公開されました。

2021年第1四半期

今年も第1四半期が終わろうとしていますが、ここで2021年の Fastly の製品ポートフォリオを覗いてみましょう。

Compute@Edge は、Log Tailing 機能が追加され、さらに進化を続けています。Fastly TLS ではマルチ SAN 証明書のサポートが限定公開され、Fastly WAF のルールライブラリも拡張されています。Fastly Next-Gen WAF では、ATO および API ダッシュボードが更新され、20以上のシグナルに関するセキュリティテレメトリの表示が可能になったほか、正式な Okta との統合により、プロビジョニングとユーザー管理のサポートが追加されました。また、リアルタイムログを大規模に使用するお客様を対象に大容量ログ機能も提供しています。ログメトリクスの UI も更新され、Logentries のリージョンや Microsoft Azure Blob Storage の最大データ量のサポートも追加されています。