HTTP/3 と QUIC のご紹介
QUIC を採用した新たな標準プロトコルの HTTP/3 が、Web ブラウザや Web サーバーなど Web インフラを構成する重要な部分で徐々に活用されています。HTTP/3 は、Web ブラウザが Web サーバーと通信し、データを送受信するために使用される HTTP プロトコルの最新バージョンです。
インターネットプロトコルが進化するのに伴い、それらを使用する私たちのインターネットエクスペリエンスも変化しています。HTTP/3 は、Web 上で情報を交換するために使用されるハイバーテキスト転送プロトコルの3つ目のメジャーバージョンであり、TCP に代わる新しいトランスポートプロトコルである QUIC を介して情報交換を行います。QUIC を使用する HTTP/3 の採用は、グローバル規模で拡大しており、50万を超えるサービスでこの最新プロトコルが使用されています。構築、再構成、調整に6年以上の歳月が費やされ、成熟した両プロトコルによって、デジタルエクスペリエンスの向上、イノベーションの加速、ビルトイン暗号化など、さまざまな形でインターネットの世界に革新がもたらされます。
Fastly のエッジクラウドネットワークでは QUIC を使用する HTTP/3 がサポートされているので、お客様はエンドユーザーにより優れたデジタルエクスペリエンスを提供できます。これらのプロトコルは、特にモバイルユーザーや、インターネットサービスが不安定な地域のユーザーにとって大きなメリットがあります。
HTTP/3 のメリット :
デジタルエクスペリエンスの向上 | レイテンシと再バッファリングを削減アプリケーション層とトランスポート層の両方でヘッドオブラインブロッキングを回避し、信頼性の高い配信と輻輳制御を実現 |
イノベーションを加速 | カーネル開発ではなくユーザースペースで実行 |
ビルトインの暗号化 | ビルトインの暗号化 (TLS 1.3) |
私たちが使用するトランスポートプロトコルは、ますます要求の激しくなるアプリケーションとその配下の混沌としたインターネットを効果的に繋ぐものとしての役割を果たし続けるために、適応し、進化する必要があります。
優れたエクスペリエンスをグローバルに展開
QUIC はヘッドオブラインブロッキングを回避するように設計されているほか、低レイテンシのハンドシェイクで再バッファリングを大幅に削減するため、トラフィックを加速させることができます。これらのイノベーションによってインターネットに革新がもたらされ、すべてのユーザーにより優れたデジタルエクスペリエンスを提供することが可能になります。 特にモバイルユーザーや、不安定なインターネットサービスを利用しているユーザーにとって大きなメリットがあります。
低レイテンシハンドシェイク:

より緊密な統合でイノベーションを加速
QUIC はユーザスペースで実行されるため、Fastly のツール、トレース、ログ機能のインフラストラクチャとシームレスに統合されます。これにより、開発者はより簡単に新しいテクノロジーを試し、その結果から学び、サイトやアプリのデプロイや進化を加速させることができます。
ビルトインの暗号化でセキュリティを強化
トランスポート・レイヤー・セキュリティ・プロトコルの最新バージョン TLS 1.3 が、QUIC に直接組み込まれています。この設計では、サードパーティからのヘッダーとメタデータをより効果的に保護し、これまで以上にプライベートで信頼性の高い接続を確保できます。


