Fastly エッジクラウドプラットフォーム

高速かつ安全でスケーラブル

Fastly ならコンテンツを高速かつ安全に配信し、Web サイトやアプリケーション、サービスをスケールアップしてエンドユーザーのニーズに応えることができます。

パフォーマンスとセキュリティを念頭に設計された Fastly のエッジクラウドプラットフォームは、シームレスにスケールアップしてお客様のビジネスの成長をサポートします。最先端のテクノロジーを駆使し、セキュリティがビルトインされた Fastly のネットワークなら、コンテンツを高速かつ安心して配信することが可能なため、競争力を強化できます。

Fastly の分散型エッジネットワークを活用することで、ユーザー数やトランザクションが増加したり、ビジネスが地理的に拡大した場合でも、インフラストラクチャのスケールアップが不要になるため、ビジネス成長の可能性を解放できます。

確かな実績のあるパフォーマンス

Fastly のパワフルな エッジクラウドプラットフォーム は、最先端のインターネットアーキテクチャを駆使し、高速かつ信頼性の高いエクスペリエンスと優れたスケーラビリティをお約束します。

277 Tbps

エッジネットワーク容量1

150 ミリ秒

平均パージ時間2

90%〜

ブロックモードで 

Fastly 次世代 WAF を
使用しているお客様の割合3

>1.4兆

1日あたりのリクエスト処理4

2023年6月30日

2019年12月31日現在

2021年3月31日現在

2022年1月1日現在

分散型エッジネットワーク

Fastly プラットフォームで構築する場合でも、ユーザーが求めるコンテンツを配信する場合でも、最先端の Fastly ネットワークは市場における優位性を得るのに必要なスピードとパフォーマンスを提供し、競争力を高めます。

最先端の POP 設計

少数ながらパワフルな POP が主要クラウドプロバイダーの近くに戦略的に配置され、世界各地のインターネット・エクスチェンジ・ポイントとピアリングされている Fastly のネットワークでは、ユーザーに限りなく近い場所からコンテンツを配信し、他社に勝る優れたユーザーエクスペリエンスを提供できます。

ソフトウェア定義型

Fastly のソフトウェア定義型ネットワークはルーティングとロードバランスの機能がビルトインされているので、Web とモバイルアプリのパフォーマンスと応答性を強化できます。インターネットトラフィックの込み具合やコンテンツタイプを考慮しながらリアルタイムで最適なルーティングを判断し、最高のユーザーエクスペリエンスを保証します。

最新のプロトコル

HTTP/3 や QUIC など最新のプロトコルをサポートする Fastly のネットワークは、Web のレイテンシや遅延を減らし、より優れたデジタルエクスペリエンスをエンドユーザーに提供します。

  • 「Fastly はインフラストラクチャについての認識を変えてくれました。Fastly は 1stdibs のスタックの延長として機能するため、ログストリーミングや設定の即時変更など、他の CDN には無いメリットがあります」
    Ross Paul
    CTO
  • 「Fastly のエッジサーバーの規模と戦略的配置により、以前のプロバイダーと比較してサイトの速度が確実に向上しました。Deliveroo は JavaScript を多用しているので、ページの読み込み時間のわずかな改善がエンドユーザーのエクスペリエンスに非常に大きな違いをもたらします」
    Martin Phee
    Senior Software Engineer
  • 「Fastly を採用する前は、レイテンシの問題や膨大なコストに悩まされていました。Fastly は期待通りの成果をもたらし、私たちのビジネスモデルにマッチする包括的なソリューションを提供してくれます。これは他のベンダーにはできないことでした」
    Patricio "Pato" Echagüe
    共同設立者兼 Chief Technology Officer

ビルトインセキュリティ

Fastly のエッジクラウドプラットフォームは、パフォーマンスに加え、セキュリティを念頭に構築されています。

トラフィックの高速検査

パワフルなコンピューティング能力により、SSL トラフィックも含め、Fastly の POP を通過するネットワークデータパケットを検査し、DDoS 攻撃やボット攻撃のモニタリングや、悪意のあるコードの迅速な特定が可能です。柔軟な設定で完全にコントロール可能な Fastly のネットワークでは、不正なトラフィックを再ルーティングまたはブラックホール化して瞬時にエンドユーザーを脅威から保護できます。

脅威をモニタリング

すべてのトラフィックが Fastly の POP を通過するため、インターネット上の膨大な量のアクティビティに対する可視性が得られます。悪意のある動作や異常なアクティビティをまず特定してセキュリティリサーチチームがこれらを調査し、モニタリングまたはブロックできるよう新しいパターンを作成します。

DevSecOps

セキュリティは後付けされるものではなく、ソフトウェアまたはアプリケーションのデリバリーライフサイクルの中核を成すものであると Fastly は考えます。Fastly のセキュリティソリューションでは、脅威や脆弱性のリアルタイムの可視化や瞬時のポリシー変更に加え、DevOps やセキュリティ関連のツールチェーンとの統合が可能なため、データの共有や相関性を高めることができます。これにより、ソフトウェアチームはセキュリティを DevSecOps のライフサイクルに統合することが可能になります。

  • 「デフォルト設定で使用を開始でき、全体的な可視性と、不正なトラフィックがリソースを消費するのを防ぐという点で、すぐに効果が見られました」
    Corey Mahan
    Director of Security
  • 「Fastly の次世代 WAF は、膨大な量のデータの中から問題を迅速に検出して確認できるだけでなく、当社の ChatOps ツールすべてと統合できるパワフルなソリューションです。セキュリティの専門家でなくても、何が起こっているのか把握できます」
    Ben Rockwood
    Director of Engineering
  • 「Fastly の DDoS 対策機能のおかげで、さまざまなセキュリティ脅威から守られながら迅速にスケールアップすることができます」
    Tom Hayman
    Head of Platform Engineering

業界をリードするサーバーレスコンピューティング環境で、使い慣れた言語を使用して構築・テストしながら、信頼性と安全性を強化できます。ご利用のプラットフォームやインフラストラクチャ、DevOps エンジニアリングの可能性が広がります。

サーバーレスコンピューティング環境

ドメイン特有の言語の仕様に関する知識や、基盤となるインフラストラクチャの管理を必要とせず、より複雑なロジックを構築できるため、サービスの設定に対するコントロールを強化することができます。

プログラム可能なエッジ

デプロイ作業やスケーラビリティを気にすることなくコードや設定をより迅速にプッシュし、インフラストラクチャのイノベーションを加速させながらサービスを最適化できるため、競争力の強化や新しいプロダクトの開発が可能になります。

多言語サポート

開発者が新しい言語を一から学んだり、特定の言語に精通している開発者を新たに採用するのはコストがかります。Fastly は業界で唯一、多言語をサポートするプラットフォームを提供しています。  

グローバルに分散

Fastly のフリートでは、各サーバーで1秒につき何千ものプロセスを実行し、世界全体で1秒につき何百万ものリクエストを処理することが可能です。簡単にグローバル規模で自動的にスケールアップできるだけでなく、ロジックをユーザーのより近くで実行することで、さらに高速かつパーソナライズされたエクスペリエンスを実現できます。 

瞬時の可観測性

Fastly の分散型ランタイム環境でコードのパフォーマンスを瞬時に確認し、潜在的なボトルネックを迅速に特定できます。Fastly では、ネットワークパフォーマンスに関する膨大な量のデータを取得し、ほぼリアルタイムでこれらのデータを処理することが可能です。

安全性の高いテスト

潜在的な影響を心配したり、インフラストラクチャを最適化する方法を模索する必要なく、より迅速にコードをプッシュできます。WebAssembly (WASM) を使用して構築された Fastly のサーバーレスコンピューティング環境は、信頼性において業界をリードしています。複数のアプリのロジックを同時に実行することによって、脆弱性がもたらされる場合があります。この問題に対応するため、リクエストが Fastly のプラットフォームを通過する際、各リクエストを作成し、破棄する安全なサンドボックス環境を構築しました。

Photo of man using a computer sitting on a hill overlooking a city at sunset.
  • 「Fastly で一番気に入っているのは、確実に機能する点です。まさに信頼できるインフラストラクチャです」
    Jonathan Nolen
    Senior Vice President of Engineering and Product
  • 「Fastly の導入では、恐らくこれまでで最速のインフラストラクチャのオンボーディングを体験しました。『Fastly を検討しよう』と社内で話し合ってから3週間も経たないうちに Compute@Edge を本番環境でフル活用することができました」
    Jake Loveless
    CEO