おすすめの DDoS 攻撃対策プロバイダー【2025/26年】
DDoS 攻撃対策ソリューションを、処理能力、自動化、可視性、統合性の観点から詳細に比較し、2025 - 26年のベストソリューションを見つけましょう。

DDoS 攻撃をめぐる脅威環境では、攻撃がますます巧妙化しています。新しいレイヤー7攻撃は検出が難しくなり、はるかに高い危険性をもたらす可能性があります。DDoS 攻撃は、インターネットに接続されたアプリケーションや API のパフォーマンスと可用性に対する重大な脅威であり、ユーザーと組織を危険にさらします。
攻撃が成功した場合に生じる影響は、ダウンタイムによる顧客離れ、ビジネスオペレーションの中断、評判の低下、運用コストの増加など、企業にとって壊滅的なものとなりかねません。そのため、適切な DDoS 攻撃対策ソリューションを導入することが非常に重要です。
この DDoS 攻撃対策ソリューションガイドは、利用可能な DDoS 攻撃対策ソリューションを評価して、ビジネスニーズに合った適切なソリューションを決定するのに役立ちます。
強力な DDoS 攻撃対策ソリューションのメリット
堅牢な DDoS 攻撃対策ソリューションは、ビジネスの運用と利益を保護し、組織にさまざまな重要なメリットを提供します。
継続的な稼働とサービスの可用性 : 優れたソリューションは、大規模なマルチテラビット規模の攻撃の最中でもWebサイトのパフォーマンスを維持するのに役立ちます。
自動化されたリアルタイムの対策 : 優れたソリューションは、すべてのレイヤー (レイヤー3から7) の脅威を数秒で検出して無力化し、障害を最小限に抑えます。
ネットワーク、アプリケーション、API トラフィックの保護 : DDoS 攻撃対策ソリューションは、ネットワーク、アプリケーション、API トラフィックを保護することで、危険から守ります。
顧客からの信頼と評判の保護 : 一貫性があり信頼できるデジタル体験を顧客は期待しています。DDoS 攻撃のせいでWebサイトのダウンタイムが発生すると、ブランドイメージが損なわれてしまいます。これにより、顧客がビジネスに対する信頼を失って競合企業に乗り換える可能性があります。適切な DDoS 攻撃対策ソリューションによって、これを回避できます。
WAF との連携、ボット管理、脅威インテリジェンス : 効果的なソリューションは、他の重要なセキュリティツールと連携し、全体的なセキュリティ体制の強化をサポートします。
詳細な可視性と分析 : 優れたソリューションは、継続的な改善とコンプライアンスの実現に必要なインサイトを提供します。
コスト効率とスケーラビリティ : 高性能のソリューションは、進化し続ける攻撃パターンや増大するトラフィックの需要に適応し、重要なレイヤー戦略の一部として機能します。
DDoS 攻撃対策ソリューションを選ぶ際に考慮すべきポイント
DDoS 攻撃対策ソリューションを検討する際、以下の表を参考にしてください。
カテゴリー | 評価ポイント | 重要な理由 | 望ましいレベル |
処理能力 | ピーク処理能力 (Tbps/Mpps)、エニーキャストまたは集中型スクラビング | 複数の大規模な (10~20 Tbps 以上) マルチベクトル攻撃に同時に対処できる必要がある | 数百 Tbps |
保護範囲 | 保護されるレイヤー (L3、L4、L7、DNS など) | 複数のレイヤーが狙われることが多く、保護範囲のギャップがサービスをリスクにさらす | 多層保護 (ネットワーク + アプリ) |
攻撃緩和速度 | 検知から攻撃緩和までの時間、自動化、インラインとオンデマンド | ダウンタイムまたは劣化の継続時間に影響 | L7 は秒単位、L3/4 はほぼ瞬時 |
デプロイモデル | 常時稼働、オンデマンド、ハイブリッド、アプライアンス型 | コスト、レイテンシ、統合のしやすさに影響 | 重要なアプリでは常時稼働、オンデマンドでコストを管理 |
統合とエコシステムへの適合 | ホスティング/CDN/クラウドとの互換性 | 運用上の摩擦を減らし、ネイティブテレメトリをサポート | 既存のすべてのツールと連携し、調整がほぼ不要 |
グローバルプレゼンス | スクラビングセンター/POP の数と分布 | 経路が短いほどレイテンシが減少し、発生源近くで吸収しやすい | 多数のエンフォースメントポイント |
分析と可視性 | ダッシュボード、ログ、フォレンジックデータ | 迅速なインシデント対応とコンプライアンス報告に役立つ | リアルタイムの攻撃データ、オブザーバビリティ |
追加のセキュリティ機能 | WAF、ボット管理、脅威インテリジェンス | 多層防御の強化に貢献 | 他にはない業界最高水準のセキュリティ機能 |
コンプライス要件への準拠 | GDPR、SOC 2、ISO 27001、FedRAMP | 規制の厳しい業界や政府機関に必要 | 認証済みのコンプライアンス証明書 |
実績 | 攻撃に関する公開レポート、独立機関によるベンチマーク評価 | 運用の成熟度とレジリエンスを証明 | 2024 - 25年の XXX 規模の攻撃に対する実証済みの防御実績 |
顧客満足度 | レビュー、CSAT(顧客満足度)スコア、評判 | カスタマーエクスペリエンス、ソリューションのパフォーマンス、トラブルシューティングのサポートの質を証明 | CSAT スコア、CSAT アワードなどでの選出 |
DDoS 攻撃対策のトップソリューション (2025 - 26年)
Fastly
Fastly の DDoS 対策は、アプリケーションや API の保護を対象とし、業界トップクラスを誇る Fastly のエッジクラウドプラットフォームに組み込まれています。攻撃トラフィックを検知・識別する独自の Adaptive Threat Engine を活用することで、Fastly はあらゆる攻撃に適応した緩和策を提供します。Fastly のプラットフォームでは、HTTP/S 以外のトラフィックやその他の不正な形式のリクエストがレイヤー3/4で自動的に排除されるため、同プラットフォームを利用してサービスを運用するすべてのお客様を脅威から保護します。また、Fastly のキャッシュが、DDoS 攻撃を吸収する追加レイヤーとして機能します。
Fastly の DDoS Protection は、エッジネイティブのスピード、精度、スケーラビリティを単一の統合プラットフォームで実現し、優れたパフォーマンスを提供します。攻撃発生時にトラフィックを再ルーティングする従来のスクラビングセンターモデルとは異なり、Fastly はネットワークエッジで脅威をリアルタイムで軽減し、悪意のあるトラフィックがオリジンに到達する前にブロックします。
Fastly を選ぶ理由
Fastly のアーキテクチャは、レイテンシを大幅に削減し、アプリケーションの高いパフォーマンスを維持するとともに、ボリューム型攻撃とアプリケーションレイヤー攻撃の両方に対する即時の保護を保証します。Fastly の適応型検出技術により、行動ベースのアルゴリズムと、大容量エッジネットワーク (462 Tbps) 全体にわたるグローバルな可視性を活用して正常なアクセスの増加と本物の攻撃を自動判別し、大規模なトラフィックの急増を吸収できます。
高い可視性と柔軟性を持つ Fastly は、クラウドネイティブで API に依存し、レイテンシに敏感なワークロードに最適です。保護とパフォーマンスの両方を重視する組織向けに、Fastly はバランスがよく、ビジネスの成長に合わせて簡単にスケールできる、将来を見据えた DDoS 攻撃対策のアプローチを提供しています。
主なメリット
Fastly は、Web/アプリケーション/API サービスの保護において非常に高いパフォーマンスを発揮するため、DevOps やエッジデプロイを採用している企業にとって有力な選択肢となります。
Fastly は、膨大なネットワーク容量 (2025年6月30日時点で 462 Tbps のグローバルネットワーク容量) とエッジでの可視性を提供します
Fastly の Adaptive Threat Engine が、アプリケーションや API を標的とする DDoS 攻撃を自動的に検出、識別、軽減します。Fastly 独自のこの技術は非常に精度が高く、数秒で DDoS 攻撃を緩和できます。
Fastly の課金モデルは正規のトラフィックを対象としており、攻撃トラフィックによるコストの急増からある程度守られます。
Fastly プラットフォームをすでにご利用のお客様は、スイッチを「オン」にするだけで、DDoS 対策機能を有効化できます。
Cloudflare の DDoS 対策機能
Cloudflare は、グローバルなエニーキャストネットワーク、攻撃の自動緩和ルールセット、CDN/エッジスタックへの統合を通じて、L3/L4/L7 にわたる広範囲に及ぶ保護を提供します。「常時稼働」の自律的な防御機能を備えた Cloudflare のインライン DDoS 対策は、リアルタイムのトラフィック分析と適応型ヒューリスティクスを活用し、攻撃を数秒で検出・阻止します。
Cloudflare を選ぶ理由
Cloudflare は、正規のトラフィックを中断したり、スクラビングセンターを経由して再ルーティングしたりすることなく、あらゆるレイヤー (L3/L4/L7) で、最も巧妙かつ大規模な攻撃にも対処します。これにより、継続的な稼働、ゼロタッチの攻撃緩和、ボットネットによるフラッド攻撃から標的型のアプリケーションレイヤー攻撃まであらゆる脅威に対する高いレジリエンスを実現しています。
主なメリット
Cloudflare は、大規模なネットワーク容量と広範囲にわたるグローバルフットプリントを備えています。
Cloudflare は、手動調整を最小限に抑えた、強力な自動化機能を提供しています。
Cloudflare は、アプリケーションとネットワークの両方のレイヤーを保護するのに適しています。
Akamai Prolexic
Akamai は、組織を DDoS 攻撃から保護する3つの異なるクラウドベースのソリューションを提供しています。Prolexic、Edge DNS、App & API Protector を利用することで包括的な保護が得られます。Prolexic は、専用のグローバルスクラビングセンターのインフラストラクチャ内で、DDoS トラフィックに対する常時稼働またはオンデマンドのスクラビングサービスを提供しています。幅広い種類の DDoS 攻撃に対して高い防御力を発揮するこのプラットフォームは、ビジネスの成長に合わせてスケールします。
Akamai を選ぶ理由
広範なエッジセキュリティのポートフォリオとの統合が可能で、エンタープライズクラスの SLA (サービス品質保証) を提供する、質の高いマネージド型のスクラビングサービスを求める企業を対象に、Akamai はマネージドサービスならではの高い専門性とインテリジェントな自動化を組み合わせたサービスを展開しています。長年にわたる実績と信頼を有する Akamai は、信頼性や専門的なサポートに加え、あらゆる種類の DDoS 攻撃に対する実証済みのレジリエンスを提供します。
主なメリット
Akamai は、複数の対象に攻撃をしかける大規模なマルチベクトル型攻撃に対する防御において定評があります。
オンプレミス、ハイブリッド、クラウドモデルなど、柔軟にデプロイできます。
AWS Shield Advanced
AWS Shield Advanced に組み込まれたマネージド DDoS 対策サービスは、AWS 上でホストされているリソースを保護する自動インライン緩和、主要なトラフィックメトリクスの可視性、AWS WAF との連携、DDoS 攻撃による帯域幅の急増に対するコスト保護を提供します。
AWS を選ぶ理由
Amazon Web Services (AWS) クラウドを使用している組織向けに、AWS Shield Advanced は、統合、自動化、コスト管理に優れた DDoS 対策パッケージを提供しています。Shield Advanced は、ネットワーク (L3)、トランスポート (L4)、アプリケーション (L7) の各レイヤーにわたり、常時稼働するインライン緩和策を提供し、高度な攻撃から保護します。
主なメリット
AWS サービス (EC2、ELB、CloudFront、Route 53 など) とのネイティブ統合により、Shield Advanced は主に AWS でシステムをホストしている場合に有力な選択肢となります。
AWS は、DRT (DDoS レスポンスチーム) を通じて24時間365日対応のマネージドサービスを提供しています。
コスト保護により、DDoS が原因で発生したスケーリングやトラフィックスパイクに伴う追加料金に対する補償を提供します。
Imperva
汎用性が高い、エンタープライズ対応の DDoS 対策プラットフォームである Imperva は、ネットワーク、アプリケーション、API、DNS インフラストラクチャを包括的に保護します。統合されたセキュリティスタック全体が連携し、一連のセキュリティソリューションを提供します。
Impervaを選ぶ理由
Imperva は、自動化、インテリジェンス、グローバル容量のバランスが取れたソリューションを提供します。グローバルに分散されたスクラビングネットワークに、インテリジェントなトラフィックフィルタリングと行動分析を組み合わせることで、大規模なフラッド攻撃から検知されにくい低速・長時間型の攻撃まで迅速に対応します。
主なメリット
迅速な攻撃緩和を保証する SLA と非対称ネットワーク保護のオプションは、Imperva のサービスの中核を成しています。
アプリケーションとネットワークのレイヤーにまたがる単一ベンダーソリューションを提供する Imperva は、特定のセキュリティ問題に対応する「ワンストップサービス」としては良い選択肢です。
Radware
Radware のハイブリッド防御アーキテクチャは、オンプレミス機器によるインライン検出と大規模なボリューム攻撃に対応するクラウドベースのスクラビングセンターを組み合わせ、適応型の保護を提供します。適応型の行動モデリングによって正規のトラフィックパターンを学習することで誤検知を減らし、手動調整を不要にします。
Radware を選ぶ理由
高いパフォーマンスと精度を発揮する Radware は、きめ細かなコントロール、超高速レスポンス、ハイブリッド型のデプロイを可能にする柔軟性を求める組織に最適です。DefensePro テクノロジーと Cloud DDoS Protection Service を基盤に、Radware はリアルタイムの行動分析と機械学習ベースの検出を組み合わせて、攻撃を識別・阻止します。
主なメリット
Radware は、インライン/常時稼働のハードウェアまたは動作検出機能を備えた仮想攻撃緩和策を提供し、ユーザーによる選択が可能です。
24時間365日の緊急対応チーム (ERT) によるサポートと詳細な攻撃分析により、組織は保護に加えて実用的なインテリジェンスも得られます。
おすすめの DDoS 攻撃対策プロバイダーを比較【2025/26年】
プロバイダー | 最大の強み | 主な特徴 | 主なメリット | 潜在的な制約 | 主な対象 |
Fastly | エッジネイティブ、リアルタイムの攻撃緩和、独自の攻撃識別・分類ソリューション | エッジでのインライン DDoS 検出・緩和、WAF や CDN との統合、API レベルの保護、462 Tbps 超のネットワーク容量 | 超低レイテンシ、即時緩和、包括的な可視性、アプリ/APIを強力に保護 | L3/L4 の完全なネットワーク保護よりもアプリ/API のトラフィックに重点を置いているものの、L3/L4 も保護 | パフォーマンス、リアルタイムの可視性、API 主導のワークロードを優先する組織 |
Cloudflare | グローバルなエニーキャストネットワーク | L3 – L7 での自律的な攻撃緩和、WAF・ボット対策・API セキュリティとの連携、215 Tbps 超のグローバル容量 | 常時稼働の保護、自動化、ゼロ設定、ゼロトラスト・CDN との統合 | ニッチまたは独自のネットワークプロトコルのカスタマイズに制限 | 一般的な Web とネットワークの保護 |
Akamai (Prolexic) | エンタープライズグレードのスクラビングとマネージド型の防御 | 20 Tbps 超の容量、多層保護、オンデマンドまたは常時稼働のスクラビング、高度なテレメトリ | 最大規模のグローバル攻撃に対する緩和実績、SOC によるマネージドサポート、ハイブリッド型のデプロイオプション | 小規模な組織にとっては、デプロイが複雑でコストが高い | フルサービスのマネージド型保護を必要とする大規模エンタープライズやミッションクリティカルなインフラストラクチャ |
AWS Shield Advanced | AWS とのネイティブ統合 | AWS ワークロード向けのインライン DDoS 防御、L3 – L7 保護、コスト保護、24時間365日対応の DDoS レスポンスチーム (DRT) | AWS WAF や CloudFront とのシームレスな連携、攻撃の自動緩和、予測可能なコスト保護 | AWS エコシステムに限定、マルチクラウドや外部アセットに対する効果が低い | 統合・自動化された DDoS 対策を必要とする、AWS 中心の組織 |
Imperva | 統合型の多層防御 | L3 – L7 保護、DNS/API の防御、WAF/ボット管理ツールとの連携、リアルタイム分析 | 迅速な検出、エンタープライズグレードの SLA、アプリとネットワークを保護する統合プラットフォーム | Imperva のエコシステムに最適化され、ハイブリッド環境ではレイテンシが若干多い | 複数の攻撃対象領域に対する防御と統合されたセキュリティの可視性を必要とするエンタープライズ |
Radware | 高精度かつ低レイテンシのハイブリッド防御 | DefensePro アプライアンス + Cloud DDoS Service、行動モデリング、暗号化トラフィック検査 | サブ秒単位のインライン攻撃緩和、適応型学習、柔軟なオンプレミス/クラウド設定 | 調整と専門知識が必要なため、小規模な IT チームにとっては運用が複雑 | 通信事業者、金融機関、カスタマイズ可能で高速なハイブリッド保護を必要とするその他の組織 |
最後に
適切な DDoS 攻撃対策ソリューション (ビジネスのニーズ、規模、スピードに対応可能なプロバイダー) を選択することが、ビジネスの利益を守り続ける上で非常に重要です。DDoS 攻撃が巧妙化し、規模が拡大する中、ビジネスに影響が生じる前に攻撃をリアルタイムで検出できる堅牢な DDoS 対策ソリューションが求められています。適切なソリューションを選択することにより、可用性を保証し、顧客の信頼と満足度を維持しながら、売上に悪影響が生じるのを回避できます。









