ContentGuard のご紹介 : お客様の最も貴重な知的財産を保護
過去10年間、経済のグローバル化が進む中、先進的なアーキテクチャを採用する組織は、コンテンツ配信ネットワークを活用することでオリジンへのアクセスを減らし、ユーザーに迅速かつコスト効率良くコンテンツを提供してきました。こうしたメリットにより、DevOps チームやプラットフォーム・エンジニアリング・チームは「すべてをキャッシュする」という考え方を受け入れ、キャッシュヒット率の最適化に取り組み、今では Fastly のお客様の多くが95%を超えるキャッシュヒット率を達成しています。しかし、AI の時代へと移行するにつれ、この考え方により、単にキャッシュを最適化するだけでなく、誰が、あるいは何がコンテンツにアクセスしているのかを理解する必要が生じました。
Fastly の最新セキュリティ調査レポートによると、キャッシュされたコンテンツへのリクエストの約半数はボットによるのもので、99%が未検証または悪意のあるものとして分類されています。これらの調査結果は、あらゆるネットワーク上のキャッシュコンテンツの前にボット検出を実装する必要性を浮き彫りにしています。そこでこの度、Fastly Bot Management の新機能として「ContentGuard」を発表しました。この機能により、最も貴重な知的財産 (IP) にアクセスできるユーザーをお客様がコントロールできるようになります。
AI 時代に向けてオペレーションをアップデート
非常に多くのコンテンツがキャッシュされる (そしてリクエストの約半分がボットによるものである) ため、組織はアクセスを適切にコントロールしないと、リソースの浪費、権威の喪失、競合企業や悪意のある行為者による望ましくない自動アクセスのリスクにさらされます。ボットは従来の脅威とは異なります。高度な検知機能がなければ、下流のセキュリティレイヤーによって悪意のある動作が検出されるまで、ボットによるリクエストが正当なリクエストに見えることがよくあります。そのため、ボットはしばしば目先のセキュリティ上の懸念を回避しながら、収益に重大な影響を与える可能性がある長期的なビジネスリスクを生み出しているのです。
リソースを浪費する悪意のあるボットや不正なボットをブロック
Fastly の調査によると、キャッシュコンテンツにアクセスするトラフィックの47%は、未確認のボットまたは悪意のあるボットによるものであることが判明しています。これらは、不正な活動を行ったり、正当なボットを装ったり、不完全な情報に基づいて動作したりするボットであり、正当な目的でアクセスしている可能性が低いことを示しています。組織は、こうしたボットの多くを排除したい、または少なくともそれらの動きを把握したいと考えています。これらのボットの存在が顕著であることが、セキュリティ上の懸念 (なぜここに存在するのか、何を探っているのかなど) をもたらすだけでなく、最終的にリクエストごとにコストが発生するため、運用予算にも直接的な影響を及ぼすためです。定期的な調整が必要なソリューションとは異なり、ContentGuard は、永続的に機能するシンプルなルールによって、こうした迷惑なボットを簡単に追跡し、対応できるようにします。
AI クローラーとフェッチャーによるコンテンツのスクレイピングをコントロール
正当性を検証できるボットには、クローラーやフェッチャーに加え、ビジネスに多大な影響を与える可能性を持つ「望ましい」ボットが含まれることもよくあります。これらのエージェントはトラフィックのごく一部 (1%以下) を占めるに過ぎませんが、各スクレイピングは、サイトに直接アクセスする代わりに大規模言語モデルから回答を得ている、多くの実在ユーザーを代表している可能性があります。この1対多の関係は、ユーザーの訪問がインプレッションやサブスクリプション、収益を左右するデジタル出版や広告などの業界において、重要な課題となっています。そこで、ContentGuard を実装することで、現在匿名のこれらのリクエストを、正当性を検証できるクローラーやフェッチャーなどとして明確に識別できます。この可視性により、チームは以下を判断できます。
どの「望ましい」ボットが、ビジネスにとって真に有益か
完全なアクセスを許可すべきか、コンテンツへのアクセスを制限すべきか、あるいは特定のエージェントをブロックすべきか
検証済みのボットをどのように処理すべきか。一部にレート制限をかけ、その他を収益化すべきか、あるいは特定のアクティビティを完全にブロックすべきか
最も価値の高いデジタル資産を適切に管理
(特に現代のインフラストラクチャを反映する) ボットの複雑な性質により、組織はボットがビジネスにどのような影響を与えるかを検討し、それに応じて戦略を意図的に調整する必要があります。ContentGuard によって、どのボットが最も価値の高いコンテンツにアクセスしているか、またそれらがどのようにコンテンツを利用しているかを簡単に特定できます。運用コストを削減し、悪意のあるボットによるコンテンツの盗難を防ぐことに取り組んでいる企業も、AI クローラーやフェッチャーによるコンテンツへのアクセスをコントロールしたいパブリッシャーも含め、あらゆる企業が Fastly を採用することで、AI 時代のオペレーションに必要な保護とコントロールが簡単に得られます。Fastly Bot Management の機能として構築されたこのソリューションによって、ビジネスやセキュリティ体制に必要な細やかなアプローチで自動化されたトラフィックに対応できます。明確な可視性と単純なブロック機能を超える高度なコントロールを提供し、ボットとビジネスの新たなインタラクションの形を定義するツールを備えた Fastly のボットソリューションは、世界有数の大手ブランドから高い信頼を得ています。Bot Management と ContentGuard の詳細については、お気軽にお問い合わせください。



