Fastly の DNA : 長年の経験で培われた柔軟な働き方によって形作られる Fastly の未来

パンデミックの影響を受け働き方や生活様式が急変したこの一年半、多くの企業の柔軟性と適応性が試されました。Fastly 設立時からコアバリューの一つとして掲げられている柔軟性は、Fastly の中核をなす理念として当社の DNA に刻み込まれています。長年の間、Fastly では場所やオフィスに縛られることない、一体性のあるコミュニティと企業文化を育んできました。

COVID-19 パンデミック以前は、Fastly の従業員の約40%が地理的に分散したリモート環境にいました。今も尚、完全なリモートワーク体制は継続中であり、2021年末まではこの状況を維持する予定です。現在チームメンバーの約60%はオフィスに配属されておらず、従業員がさらに分散していくにつれ、その割合が増加することが予想されます。

今回のパンデミックによって、分散型チームと柔軟な勤務体制という Fastly の中核的な基盤をさらに強化する機会を得ることができました。Fastly の目標は、場所を問わない、コラボレーションとエンゲージメントを前提とした、豊かで魅力的な従業員エクスペリエンスを可能にする未来の仕事環境を創造することです。

そして現在、従業員がこれまで以上に柔軟性を優先していることは周知の事実です。Gartner® が2021年に発表した「Digital Workers Say Flexibility Is Key to Their Productivity」での調査結果によると、次のようなことが分かっています。

  • 回答者の43%が、フレキシブルな勤務時間によって生産性が向上したと回答

  • 30%が、通勤時間が短くなった、もしくはなくなったことで仕事の効率が上がったと回答

  • 59%が、転職する場合はリモートワークが可能である場合のみ検討すると回答

  • 64%が、勤務時間が決まっている仕事よりも、柔軟な勤務時間制度のある仕事を希望すると回答

人々の価値観が変化する中、Fastly では現代の働き手のニーズを受け入れる職場文化を育むことに力を注いでいます。Fastly がこれまで実践してきた柔軟な勤務制度は、コロナ禍での意思決定や、従業員をサポートするために必要なものを見極める上で役立ちました。現在、未来の働き方についての議論が盛んに行われている中、Fastly の企業文化のビジョンも未来に向けて進化しています。

働き方の未来における Fastly優先事項

企業を前進させるにあたって、Fastly では過去と現在の教訓を活かし、リモートワーク制度の改良に多大な投資を行い、従業員のニーズに合った企業文化の柔軟性を向上させています。

Fastly では最近、Director of Employee Experience という役割を新設するとともに、Employee Experience Champion プログラムを開始しました。いずれも、企業に対する従業員の期待を把握し、ハイブリッドモデルを中心とした、従業員を念頭に置いた職場復帰の仕組みを構築することを目的としています。Employee Experience Champion プログラムの参加者は、人事部以外のチームから選出され、従業員の日常業務に影響を与えるプロセスを再構築するにあたって、貴重なインサイトとフィードバックを提供しています。

Fastly の使命は、オフィスに出勤することを選んだ人にも、世界各所からリモートワークを続ける人にも、一貫した従業員エクスペリエンスを創造し、提供することです。私たちの最優先事項は以下の通りです。

適応性のある方針 : Fastly では、異なるタイムゾーンや国の勤務スケジュールに対応するだけはでなく、信頼と尊重の文化を育むことで、従業員が自分に合った方法で仕事を進められることを重視しています。Fastly は、従業員の仕事とプライベート両方を尊重し、家庭内の事情や緊急時にも対応できるようサポートしています。特にコロナ禍ではこの方針を重要視し、従業員のストレスを軽減するために、月1度のウェルネスデーなどの取り組みを導入しました。これらの制度は、2021年現在も行われています。

マネージャーやビジネスリーダーの育成においても、さまざまな働き方をサポートし、インクルーシブな帰属意識を持つ企業文化を育むためのトレーニングを行なっています。また、Fastly の従業員に対する一貫した期待や、勤務形態を調整する場合のガイドラインなど、より優れた意思決定をサポートするフレームワークやツールを提供しています。さらに、コロナ禍において従業員が快適にリモートワークを行えるように、新入社員には健康管理のための給付金と、月々のインターネット接続料を支給しています。Fastly では、オフィスでの勤務時間やオンラインでの作業時間ではなく、成果に基づいたパフォーマンス評価を行なっています。

模範となるリーダーシップ : Fastly の CEO は、自ら国外からリモートワークを行うことで、優れたリーダーシップには物理的な近さよりも、仕事の成果や継続的な高いパフォーマンスが重要であることを身をもって示しています。また、Fastly のリーダーは、従業員にとって身近な存在です。従業員が匿名で質問できるカジュアルな座談会なども定期的に開催しており、経営幹部や役員との直接的なコミュニケーションの場が提供されています。

チーム作りを推進 : Fastly では、一体感のあるコミュニティ構築の必要性を真剣に受け止め、ハッピーアワーなどの国境をまたいだバーチャルチーム作りイベントを定期的に開催しています。また、育児、フィットネス、ガーデニング、ペットなど、共通の趣味を持つ同僚が絆を深められるように、何十ものソーシャル Slack チャンネルを用意しています。最近では、WAGE (女性とジェンダーの平等を推進するグループ) や FACT (Fastly のアジア人社員のグループ) など、5つの従業員リソースグループ (ERG) を立ち上げ、より充実したコミュニティの構築にも努めています。

最後に

Fastly は、従業員を大切にしてこそ、お客様に素晴らしいサービスをお届けできると考えています。コロナ禍で学んだことや、長年にわたるリモートワークの経験から得た教訓を、今後も従業員、ひいてはお客様へのサービス向上に役立てていきたいと考えています。当社の企業文化や募集中の職種について詳しくは、採用情報ページをご覧ください


*"Digital Workers Say Flexibility Is Key to Their Productivity". Smarter with Gartner. https://www.gartner.com/smarterwithgartner/digital-workers-say-flexibility-is-key-to-their-productivity (2021年6月9日).Gartner 免責事項 :
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Doniel Sutton
Chief People Officer
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Doniel Sutton
Chief People Officer

Doniel Sutton は Fastly の Chief People Officer です。人事担当役員の Doniel は価値観を重視し、PayPal や Prudential、Bank of America、Honeywell をはじめとするフォーチュン100およびフォーチュン500に名を連ねる企業で20年以上にわたってグローバルな人事戦略をリードしてきた経験があります。特に、企業の幹部と協力して組織を変革し、新しいビジネスモデルを導入してグローバルな人事戦略を設計・実行するのを得意とします。


PayPal では SVP of People として、世界中に2万人以上の従業員を擁する同社の人事全般を統括していました。2017年に米誌 Black Enterprise で「300 Most Powerful Executives in Corporate America (アメリカの実業界で最も有力な経営幹部300人)」の一人に選ばれ、2018年の American Business Award では、その年に最も顕著な活躍をした人事部幹部に贈られる「HR Executive of the Year」のカテゴリーでスティービー賞のブロンズを受賞しました。