Fastly オリジンインスペクターでオリジンとエッジ間のメトリクスを確認

エッジからオリジンまでの可視性

パフォーマンスとスピードの向上には、配信ネットワークへの CDN 導入が不可欠です。しかしこれは、オリジンのパフォーマンスに対する可視性が損なわれることを必ずしも意味しません。

オリジンの複雑なデータパイプラインや可視性の欠如は、もう過去の悩みです。オリジンインスペクターの視覚化機能とデータストリームにより、オリジンサーバーから Fastly のエッジクラウドに送信されるレスポンスに関するリアルタイムデータと履歴データに簡単にアクセスできます。オリジンの各レスポンス、バイト数、ステータスコードなどを簡単にモニタリングできるので、サードパーティのデータ収集ツールが不要になります。

詳細な可視性

オリジンからエッジに送信される各レスポンスに対する可視性が得られるため、オリジンの動作に変化があった場合、リアルタイムで報告して対応することができます。 

データパイプラインの合理化

複雑なデータパイプラインをセットアップする必要がなく、Fastly のコントロールパネル内で送信データのモニタリングとレポートが可能です。

パフォーマンスの改善

リアルタイムデータと履歴データの両方にアクセスできるので、エラーのトラブルシューティングやオリジンのパフォーマンス改善に役立ちます。

測定可能な ROI

オリジンのインフラコストとデータ送信コストの節約を数値化することで、よりデータに基づいたビジネス決定を行うことが可能になります。

オリジンインスペクターのユースケース

オリジンの健全性をモニタリング

オリジンの各レスポンス、バイト数、ステータスコードを検査することにより、オリジンのエラーや障害に関するインサイトが得られます。配信戦略を強化できるポイントを特定することで、パフォーマンスの低下を未然に防ぎ、高品質のユーザーエクスペリエンスを維持できます。

ライブイベントに欠かせないリアルタイムのメトリクス

重要なカレンダーイベントやライブイベントの配信中に、オリジンへのトラフィックをエンドツーエンドで可視化できます。 

オリジンサーバーエラーのトラブルシューティング

送信トラフィックをプロアクティブにモニタリングし、オリジンサーバーの障害を調査できるほか、分散型システムのどこで問題が発生してもソリューションをデプロイできます。

投資効果の実証

Fastly のサービス (特にオリジンシールド) によるオリジンインフラのコストやデータ送信コストの削減率を算定し、投資効果を実証できます。

"Using Origin Inspector to monitor real-time egress traffic and errors at the per-origin level hugely simplified our origin visibility — and we were able to connect it to our existing alerting solution."

Ryan Townsend

Co-Founder & CTO